さっこの日常

日常で感じた事あった事の記録

新型コロナで胃瘻

3歳年上の主人ですが、若年性認知症で入院していた先でコロナに罹り、その病院では手に負えないからと転院して、転院先で食べることも起き上がることもできなくなりました

そして3か月がたち出来る治療が無いから転院してほしいと言われ、自宅の近くの病院に変わりました

そこで点滴から経鼻栄養になり、痛そうなので経管栄養に変わりました

でも管を触るのでミトン手袋をさせられ、自由がなくなりました

そうこうしてるうちに2回目のコロナに感染しました

予防接種のおかげか、大事にならずに済みました

回復すると今度はミトンを1か月で半分近く食べてしまうので、次は胃瘻にしてはどうかと言われました

そこで娘と話し合ったのは主人は食べることが好きだったし、そんな状態になってまで生きたいと思わないのではないかということです

食べたことで何かあったとしても主人は満足じゃないのか

主治医は家族が娘一人と私だけなのを確認して、食べるリハビリをしてはどうかと言ってくれました

なのでそれで死んだとしても、私たちは満足だと伝えました

それから2週間ほど経ち、今日は婦長さんからリハビリが上手くいって「食べれるんですよ」と電話で聞きました

婦長さんが言うには、過去に一例だけ胃瘻から食べることに移行した方が居たらしいのです

それほど長く食べてなかった人が食べるのは難しいのでしょう

でも私たちは密かに食べられるようになる自信がありました

それはあんな状態でもしゃべることができたからです

病室でうるさい位しゃべっていたらしいのです

元々はしゃべらない人でした

それが一人でしゃべってるなんてと、娘とビックリしたのです

思った通りでした

それでこれからは3食とも口から食べられるように練習するらしいのです

良かったね、また好物のアンパンが食べられたら良いね

家の近くだからいずれ毎日行けるようになるかもね